工務店を知ろう!
なぜ工務店を奨めるの!?
<CHAPTER2>
工務店って価格が安いの??
工務店イコール安い!という情報がネットや情報誌を見ても一般的のようですが、それは住宅メーカーや建築家(設計事務所)との比較によるものと思います。
また、建築工事業約15万5000社のうち戸建て住宅を手掛けている工務店は約6万社と言われています。
年間1棟~10棟未満の工務店を除くと半数以上の工務店は住宅メーカーの下請けとして業をなしています。
言いかえれば、住宅メーカーの施工棟数の半数以上は工務店に頼っているということです。
この割合は都心部になればなるほど高くなり、東京・神奈川県に於いては70%を超えてきます。
したがって、下請けイコール安い!!!そう一般的に思われていると思います。
確かに、住宅メーカーは展示場運営、メディアや雑誌への広告費、商品開発費等、莫大な費用が掛るのは事実ですので、大量商品購入や定期購入などの仕入れ原価低減を考慮しても、同じ仕様の建物を建築した場合は工務店の方が安価で出来る事は事実です。結果として、工務店は安いとなるのです。
しかし、工務店と言っても下請けばかりでなく、伝統を重んじた本格木造住宅を手掛ける会社や、耐震、断熱構造にこだわりを持った会社、自給自足住宅を手掛ける会社、優れたデザイン提案をする会社、などなど様々です。
したがって、安価な工務店もあれば住宅メーカーより高額な建物を提供する工務店もあるわけです。
決して工務店=安い!というだけでなく選択する会社(工務店)が多い分、価格も多岐にわたります。
その分、自分に合った会社を選ぶのは大変な事ですが、それだけ自分の意向をしっかり受け止め、求める価値以上の建物を提供できる会社もあると言うことです。